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サラリーマンが株に目覚めて配当で生活できんのか?

経済オンチで財務諸表も読めないサラリーマンが株に目覚めました。 将来は配当金だけで生活できるセミリタイヤを目指すブログです。

読書感想文 日銀を知れば経済がわかる

読書感想文
マイナス金利発表後、円高・株安になり金融市場は日銀の思惑と逆の動きとなっている気がします。

もっとも銀行株の株価下落などはマイナス金利の過剰反応ともいわれていますので、若輩投資家としてはまだ動かず、これからの金融市場の動向を要チェックしていきます。

今回のマイナス金利導入のニュースを聞いて、そもそも日銀って何してるところだっけ?!と疑問が沸いてきました。(学生時代に習っているはずですが、全く記憶にない・・)

難しい本は理解できないのでわかりやすい説明で定評がある、池上氏の本書で
日銀についてざっくり勉強しました。


日銀の役割ってなに?

日銀の役割は『銀行の銀行』、『政府の銀行』、『発券銀行』の3つあります。

銀行の銀行は金融機関に国債を担保としてお金を貸したり、金融機関の間の資金のやり取りを仲介する銀行としての役割。

政府の銀行は政府が集めた税金の金庫、年金支払い、国債の発行・利払いをする役割。

発券銀行は紙幣を発行する役割。(紙幣を作っているのは国立印刷局です。)



日銀の目標は物価の安定

日銀が目標は物価の安定です。物価を安定させるためには通貨価値を安定させる必要があります。そのため、さまざまな金融政策を行っているんですね。

黒田バズーカで目標としている消費者物価指数の2%も物価安定のためと説明していました。



政治から独立した機関

本書を読んで意外だったのが日銀は政治から独立した機関を目指してきたことです。

政治家は基本的に好景気を期待しますよね。景気が良いと企業業績も良くなり給料も上がり国民にとっては良いことずくめです。そうすると政治家の支持も高まりますよね。

ただし、景気が過熱し行き過ぎるとバブルとなります。
 
バブルになると物価が高騰するので物価の番人である日銀はバブルにならないよう景気が盛り上がり過ぎてきたら金利を上げ市場に出回っているお金を引き上げようとします。景気を冷ますことは物価を安定させるために必要な施策です。

景気が減速すると政治家の支持も下がってしまうので、好景気を望む政治からと物価の安定を望む日銀の間で対立が起こります。政治から独立していないと日銀が機能しなくなるんですね。

本書では物価を安定させる具体的なオペレーションの仕組み、プラザ合意から2009年頃までの日銀が金利政策で四苦八苦している歴史、物々交換から金本位制のお金の歴史、FRBと日銀の違いも解説しています。


日銀の役割を通して金融市場の仕組みを知りたい経済初心者におすすめです。






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